2017年08月28日

コーヒーとトマト。

旅が始まってからきた
新規案件の緊急対応で、
急遽見つけた最寄りの喫茶店に飛び込み。

ドアを開けると
「靴を脱いでいただいても大丈夫ですか?」と
店の主人に言われる。
(しまった...こだわり珈琲店か...)
と思いつつ
「PCで作業させてもらっても大丈夫ですか?」
と逆に質問すると快くOKいただいた。
その上電源まで。

450円のコーヒーセットは
カップ1杯+サーモマグに入った
合計3杯分くらいのコーヒーと
キャンディー包みのチョコレートと
ココナッツサブレ、しるこサンドといった
愛着あるおやつ付き。

午前中の早い時間でお客はまだ私一人。
主人は私の仕事内容が気になるようで、
邪魔をしてはいけないと思う気持ちと
好奇心との間でポツリポツリと話しかけてくる。
適当に相槌を打ちつつ仕事を進めたかったけど
主人の前職の話になってそうもいかなくなった。

主人は元設計士さんで
主に博物館などの展示品としての空間演出や
復刻家具などを作る人だったらしい。
できてからまだそれほど経ってなさそうな
その喫茶店は主人の設計で、
昔の小学校をイメージして
玄関で靴を脱いで下駄箱に入れるスタイル、
窓にはうねりのあるレトロな輸入ガラス、
トイレには男子用の小便器と
ハイテクな最新洋式便器が不思議な連帯感で並び
壁にはアクセントにタイルが埋め込まれてて
小学校低学年用のような可愛らしさと懐かしさ。

しばらくして常連の奥様が一人いらして
そのうち主人の奥さんもいらして
よかったら...と
知人からいただいたという
無農薬のトマトをいただいた。
昨晩泊まった宿の主人も言ってたけど
北海道、何気にトマトの名産地らしく
とっても美味しい。

急な予定変更には時々
こんな素敵な出来事が隠されてることがある。

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2017年08月27日

列車と自転車。

北海道のローカル線は
ほとんどが「電車」ではなく
「列車(ディーゼル)」で、
今乗っておかねば後悔するだろう路線ばかり。
今回なんとか予定に組み込み
留萌線に乗ることができた。
昨年末に廃線した留萌〜増毛間も
観光案内所のレンタルのママチャリで。

留萌の街に大きな商店街があるわけでもなく
有名な観光名所はなくても
案内所でもらった地図は地元愛たっぷりの
心意気感じる地図で。
案内所のお姉さんはその地図を見ながら
まだ半信半疑で増毛への道順を
私に丁寧に教えてくれた。

本数の少ない列車の時間もあって、
4時間で往復33kmを走破する計算。
車窓から見ることができなかった景色と
車窓から見えなかっただろう景色を眺めながら
結局3時間で戻ってこれた。
観光案内所のお姉さんたちの
驚く顔が忘れられない。

知らない街で借り物の自転車をこぐ、
ちょっとした緊張感と違和感が
旅真っ只中の今を実感させてくれる。

早朝6:28旭川を発って
時刻表を見て計画した通り
小樽16:45着、
予定を全てクリアできた上出来の1日。

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2017年08月26日

自由旅倶楽部。

利尻富士は
気まぐれなツンデレで
たまーにしか
顔を見せてくれなかったのに対して、
鴛泊港そばのペシ岬は
素敵なインパクトのあるルックスながら
いつでもだれにでもフレンドリー。
まさに私たちのアイドル。
その可愛らしさは
島を去る朝、フェリーに乗る前に
私たちにラストペシアタックを決行させるほど。
すっかり「利尻=ペシ」の記憶。
素敵な思い出をありがとうペシ。

ペシ岬と利尻富士に別れを告げて稚内に戻り
3人でウニ丼
(私は二股丼でウニ&イクラ)を食べた後、
一人は飛行機で東京へ戻り、
一人は車で南下、
そして私は鉄道の旅をスタート。
車の友人とは3日後に函館で再合流計画。
3人とも一人旅上等!なメンバーならでは。
いいねぇー!!

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2017年08月25日

今旅のメーンエベント!

早朝4:30。
雨の音せず。
天気アプリ「曇りのち晴れ」。
登山決行。

5:00に宿を出発して
登山口のキャンプ場まで車で。
車中で朝食を済ませた所で小雨。
トイレに行ったりしながら
小降りになるのを待ち
5:30登山開始。
なかなかハイペースの友人たちの後を追って
1時間半。7:00。
ちょうど第一見晴台に到着。
ちょうど低木エリアにさしかかるところ。
霧風の中頂上に向かう友人たちを見送り
森の中を一人で下山。
上りと違って余裕もあり
目に入る景色の楽しさったらない。
ゴールの登山口が近づくにつれ
ちょっと寂しくなってしまったほど。

そのまま徒歩で1時間かけて宿まで戻る。
宿の人に不思議そうな顔で迎えられたけど
山頂に興味ない残念気質を説明すると、
「わかるわ〜」とニンマリされた。
彼女は山ガイドスタッフの方を見ながら
「なんで大変な思いして登るんだろうねぇ」。
意外なところで同志発見w

宿の自転車を借りて島一周スタート。
途中、頂上の真っ白な世界から
「雲晴れそう?」
とメールが来たので、
申し訳ないほど快晴の下界から見える
アフロのように雲をかぶった
利尻富士の写真を返信。
残念ながら山頂の雲が切れる気配はない...。

下界では日焼け止めを塗り塗り
心地よい風に吹かれつつ
海、港、町、山道、高原や草原を
所々でアイスを補給しながら
フル満喫の充実コース、
のんびり6時間、55km。

宿に戻って自転車返却時に
山ガイドスタッフのお兄さんに
「たいしたもんだ」と言われたの
結構、嬉しかった。

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2017年08月24日

回復力。

早朝、雨音で目覚める。
登山は明日に延期して、
今日は隣島の礼文島へ行くことが決定し
どんよりムードのままみんなで2度寝。

ゆっくり起きて午前中を過ごした後
みんなで歩いて港まで。

宿を出てからその後は、
ガッカリの後のワクワクと
ガッカリの後のウキウキを
何度か繰り返し、
夕方、帰って宿の台所で
おととい道の駅で買ったとうきびと
枝豆を茹でてビールで乾杯する頃には
みんなワイワイごきげんな気分で。
朝の憂鬱が嘘みたいに。

この旅が良い旅なのを実感。

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2017年08月23日

お天気次第の旅。

昨日と打って変わって快晴。
今日からまた一人友人が加わって3人旅。
この旅2度目のフェリーで稚内から利尻島へ。

利尻滞在期限は今日を入れて3日間。
友人たちは明日から2日間の晴れ間を狙って
利尻富士登山を計画。
山頂に全く興味のない残念な私は
少しだけ一緒に登った後すぐ下山して
自転車で島一周する予定。

北海道に上陸してから
かつてないくらい
お天気アプリとにらめっこしてきたけど
本当にコロコロと変わる予報。
東京では一昨日までに21日連続雨を記録。

結局予定を断定できないまま島に上陸して
定食屋の塩ラーメンを食べた後、
フェリーからみんなで一目惚れした
小さいのに急勾配で細い歩道が印象的な
ペシ岬に登る。
海と山と礼文島が見える。
爽快なスタート。

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2017年08月22日

旅先のちいさな誓い。

どうにも避けられなかったとはいえ
突然道路中央に飛び降りた鳥を
私たちの車ではねてしまうという事故発生。

フロントバンパーの上で息絶えていた鳥を
サービスエリアの空き地の草むらの中へ運び
「ごめんね...ごめんね...」と
辺りに咲いていたタンポポを
あるだけ摘んで亡骸の上に。

小雨降る中
一変した車中の空気は
切り替えようとしても切り替わることなく。
晴れていれば
広大なサロベツ湿原と利尻島がみえるはずの
展望台でもほぼ無言の私たち。

その日の宿を目指すべく
湿原を海に向かっている途中、
一瞬だけ雲が切れて
初めて利尻富士が姿をみせる。
「こういうときって虹でるよね」
と言われて後ろを振り返ると
私たちが振り向くのを
待っていたかのように虹。
少しだけ許されたような気分に。

今日のことを忘れないように
この旅の間中私たちは
大好物のザンギを食べないと決めた。
自己満足なのはわかってる。

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2017年08月21日

ただそこにあるもの。

観光地と準観光地をはしご。
今回は友人が運転する車で回る旅なので
電車ではなかなか行けない場所も経由。

整った景観もいいけど、
大きな牧草ロールが雑然と転がる
ただの牧草地とか
白い花咲く広大な蕎麦畑とかが
じわじわと
私に北海道にいるという実感をくれる。

札幌では聞こえなかったセミの声も
美瑛近くの森で聞こえ始めた。

元給食のおばちゃんだった方が
切り盛りする宿に泊まって
地元の野菜たっぷりの晩御飯を
その晩宿に泊まったみんなで
おなかいっぱいいただいたあと、
恒例の道端星空鑑賞会。
360度、
できるだけ流れ星を見逃さないように
やっぱりごろりと道に寝転んで。

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2017年08月20日

星がきれい。

沖縄でも多く見たように
東京ドロップアウト組とおぼしき
若者たちが運営する
ゲストハウスに一泊した昨晩。

ロバとかヤギとかニワトリもいて
随所に手作り感溢れる場所。
たまたま宿主催の小さなイベントの開催日で
外では夜通し音楽が流れて
キャンプ泊のファミリーも。

彼らに溶け込む勇気もなく
真っ暗で車も通らない表の道に出て
寝転んで天の川と流れ星を楽しんだ後、
駐車場に戻ったところで
お父さんと一緒の小さな男の子が
「あっ!今!なんか流れた!!」
と夜空を指差して叫んでた。
「今のが流れ星?!」

初めて流れ星見た記念日おめでとう。

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2017年08月19日

どこかに似ててどこにも似てない。

早起きして1時間散歩。
路面電車、
初めて見るコンビニ、
縦に3つの信号機、
黄色い消火栓、
広めの路肩、
坂道の滑り止め用砂BOX、
セミが鳴かない公園、
乾いた空気...。
ちょっとずつ実感する
初めての北海道。

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